血友病になる確率は?
このページの右にある絵を見てください。約8,000個の点があります。
この点一つ一つが新しく生まれた赤ちゃんだと思ってください。
一つだけ赤い点があるのに気づいたでしょうか?
この子が血友病です。
血友病は新しく生まれた赤ちゃんのうち 8,000 人に一人の割合で生まれます。
(ただしこれは血友病の遺伝子を持つ子供が産まれるという意味。正確には半分は女性であるため、実際に血友病となる男性の確率はさらに半分の16,000人に一人となる。)
病気になる確率
病気 |
症状 |
発生比率 |
アルツハイマー | 中枢神経系の退化的な病気 | 1/63 |
糖尿病 | 糖分を正常に分解できない | 1/52 |
ダウン症候群 | 染色体異常による発育の後れ | 1/1,000 |
胞性線維症 | 肺が粘液で詰まる | 1/2,500 |
血友病 | 正常に血液が凝固しない | 1/16,000 |
日本ではどのくらいの血友病患者がいるでしょうか?
約 5,000 人です。多く思われるかもしれませんが、日本の人口は 127,767,994人(平成17年)です。0.004% ほんの僅かなパーセンテージでしかありません。
あなたは、他の血友病患者に会うより、ダウン症候群やてんかん、糖尿病、胞性線維症の人たちと会う可能性の方がいっそう高いことが分かります。
現状分析
世界中で、一時間おきに約 10,000人の子供達が生まれています。
このスピードで行くと、一日に約 15 人の血友病の子供が、世界のどこかで産まれている事になります。
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