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血友病に関して

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-「ケアーズ」に血友病関節症の整形外科治療-高田 昇(11/15-14:25)No.825
 ┗私も福井で人工関節にしました-西村 聡文(11/16-00:52)No.827


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825「ケアーズ」に血友病関節症の整形外科治療高田 昇 E-mail URL2001/11/15 14:25

■ CARES(ケアーズ)という冊子は、大阪と兵庫の血友病友の会が作っている機関
誌で、
コツコツと続けてきて、2001年11月号はNo. 38になります。私は昔、一度だけ講
演を依
頼されて言ったことがありますが、いつも1部お送り頂いています。

■ 今号には、2001年6月10日に国立大阪病院で開催された、2001年度の医療講演
会で
行われた講演「血友病性関節症の整形外科的治療 人工関節を中心に」が掲載され
てい
ます。演者は国立療養所福井病院整形外科の竹谷英之先生で、講演録と質疑が、B5
版36
ページに渡って記されています。

■ 血友病の関節出血はまず止血をはかることが第一ですが、後の障害を残さない
ため
には整形外科的なコントロールも重要です。さらに進行した障害については、今回
の人
工関節を含めて、整形外科の積極的な関与が必要です。

■ 血友病に詳しい内科医・小児科医は稀ですが、それでも日本に100人ぐらいの
規模
でいるはずです。しかし血友病に詳しい整形外科医は、10人以下ではないでしょう
か。
竹谷先生は若手のホープです。

■ 国療福井病院には北海道から沖縄まで、日本中から血友病の整形外科的な治療
を受
けるために患者さんが紹介されて訪れており、常に数人の患者さんが入院治療を受
けて
います。この病院には血友病を専門とする小児科医、エイズにも詳しい内科医、そ
して
経験豊富な看護職や理学療法士など、血友病について病院職員をあげて対処できる
こと
が一番の特徴です。

■ ケアーズの事務局では大阪友の会の副会長の太田裕治さんが発送を担当してい
ます
ので、お問い合わせになってはいかがでしょうか。

〒555-0025 
大阪市西淀川区姫里 2-2-13
姫里カトリック教会内 ケアーズ
電話 06-6474-9661

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広島大学医学部附属病院
輸血部 高田 昇

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827私も福井で人工関節にしました西村 聡文 E-mail 2001/11/16 00:52
記事番号825へのコメント
血友病暦43年の西村です。

私も15年ほど前に、国立療養所福井病院で左股関節を人工に換えましたので、
一気に読んでしまいました(私の関節はいまのところゆるみもなさそうです)。

人工関節以外の整形外科治療も書かれていて、なかなか良い出来です。
だだ、惜しむらくは写真が白黒で小さいことですね。
機関誌という限られたスペースではやむを得ない事なのですが、
講演ではたぶん(行っていないので想像ですが)きれいなカラースライド
なのでしょうね。
昔、別の講演で似たようなスライドを見ましたが、結構ショッキングですよ。
自分の関節の中もああなんだと、妙に納得したりして。
話で聞くより、やはり映像で見せられる方が、インパクト強いです。

テープ起こし、昔やったことがありますが、大変なんですよね。
ケアーズのスタッフの方にはいつも頭が下がります。

そうそう、高田先生の紹介では「ケアーズ」が友の会の機関誌「名称」
のように読めますが、「ケアーズ」というボランティア団体があり、
大阪友の会、兵庫友の会と3つの団体が協同で機関誌「ケアーズ」を
発行している、というしくみだったと記憶しています。