-教えて下さい-香里(3/31-07:34)No.380
┣C型肝炎-白線流し(3/31-15:58)No.382
┗Re:教えて下さい-ブーくんのママ(3/31-20:22)No.383
| 380 | 教えて下さい | 香里 E-mail | 2001/3/31 07:34 |
今朝新聞に掲載されていたのですが、９２年までに輸血をしていた人もC型肝炎の検 査をうけた方がいいと載っていたのですが。私は４歳の頃より発病していまして、 現在一ヶ月に一度の定期検診をうけていますが、その都度血液検査もしますが、担 当医に肝炎の検査もしてほしい事を言わなければ分からないのでしょうか。 症状はどんな風に出てくるのでしょうか。 宜しくお願い致します。 | |||
| 382 | C型肝炎 | 白線流し E-mail | 2001/3/31 15:58 |
| 記事番号380へのコメント >現在一ヶ月に一度の定期検診をうけていますが、その都度血液検査もしますが、担 >当医に肝炎の検査もしてほしい事を言わなければ分からないのでしょうか。 いまから15年程前に厚生省（現厚生労働省）の通達で全国の血友病患者に肝炎の検 査の指示がありました。そのころはC型目的ではなくA型やB型が目的だったように記 憶しています。その当時はまだC型の検査方法も確立されてなったし。 で、気になる様でしたら担当医にお話すれば、血液検査で調べていただけます。 でも毎回の血液検査で血小板の数（凝固因子ではなく）は数値として必ず出ている はずで、その数値が低くないのと、GOTとGPTの数値が高くないので、担当医は調べ てないのかも知れませんね。 血小板値としては150万以下なら疑うべきでせう。最終診断としては生検といって実 際に肝臓の一部をとりますが、血友病患者ではこの検査をしなくてもいいことに なってます（出血が恐いですからね）。 あと検査にはウイルス量が重要で少ない程インターフェロンの効果があります。 もう1つはC型肝炎ウイルス(HCV)には何種類かの型があって、この型によっても効果 に違いがあります。血友病患者が感染しているのは大部分I型でアメリカに多い型で インターフェロンの効果は高くないと一般に言われています。 ですが、型より量の方が大きな影響を受けますので、暴れる前の初期に治療を受け る事をおすすめします。 インターフェロン治療は副作用の問題もありますので主治医とよく御相談して下さ い。 >症状はどんな風に出てくるのでしょうか。 感染初期（急性肝炎）は風邪みたいな症状で、本人に感染の自覚はほとんどありま せん。そのあと20年ぐらいの潜伏期間で徐々に慢性肝炎に移行して、最終的には肝 硬変から肝臓癌にいたります。 もともと肝臓は沈黙の臓器といわれるぐらいで、これといった自覚症状はありませ ん。自覚した時にはかなり深刻な事態にいたっています。 ですから検査をお受けする事をおすすめします。血友病患者であれば勿論検査料は 無料です。 かくいう私もHCV陽性で、現在主治医とインターフェロン治療を相談中です。 （日本の血友病の95%程度は、HCV陽性と言われていますし） | |||
| 383 | Re:教えて下さい | ブーくんのママ | 2001/3/31 20:22 |
| 記事番号380へのコメント 香里さんは No.380「教えて下さい」で書きました。 >今朝新聞に掲載されていたのですが、９２年までに輸血をしていた人もC型肝炎の検 >査をうけた方がいいと載っていたのですが。私は４歳の頃より発病していまして、 >現在一ヶ月に一度の定期検診をうけていますが、その都度血液検査もしますが、担 >当医に肝炎の検査もしてほしい事を言わなければ分からないのでしょうか。 >症状はどんな風に出てくるのでしょうか。 >宜しくお願い致します。 こんにちは 香里さん、白線流しさんが丁寧にレスされていたので良いかと思いましたが 一部訂正と付け足しさせていただきたくかきこします。 血小板の数が１５０万となっていましたが １５万です。それとＣ肝からの移行について ですが 現在の肝臓ガンの９割がウイルス性肝炎からと言われています。７０％がＣ肝か ら、２０％がＢ肝から、残り１０％がアルコール性その他からということだそうです。 一般的にＣ肝は、Ｂ肝に比べその自覚症状が少ないと言われています。（だるいとか 発 熱その他肝臓病独特の症状）そのためＣ肝患者が 来院したときには、すでに肝硬変にな ってしまっている場合が少なくないそうです。(ちなみにうちは、長男が血友病Ａの重症な のですが主人は、母子感染によるＢ肝で昨年暮れに肝硬変になってしまいました。） だから可能性のある人は、定期的に血液検査を受けることをお勧めします。（Ｃ肝の方が 肝臓ガンになる方が多いのは、自覚症状が少ないと言うことも手伝っているのだと思いま すので） Ｃ肝について詳しくお知りになりたい方は、下記に行ってみて下さい（Ｃ肝のかげやまさ んと言う方のＨＰです。 とても分かりやすいＨＰです。 http://fish.miracle.ne.jp/n-kgym/index.htm | |||