-ポンタールとトランサミンの服薬-栃木県在住(2012/12/18 11:15)No.3624
3624 | ポンタールとトランサミンの服薬 | 栃木県在住 | |
ここ十年ほど血友病の集会にも顔を出さず、このような場に突然出てきて申し 訳ありません。まず自己紹介をさせてください。 私は血友病A、30歳の男です。27歳のころ、血友病とは別に統合失調症を発症 し、それ以降は服薬を継続しつつ、精神障害者として自宅療養を続けていま す。 昔から左足首が弱く、またそれをかばって右足首も弱いです。 子供の頃は、血友病という病気の知識が少なく、その第八因子欠落というメカ ニズムは知っていても、自分の将来に対する心構えが、事実上の身体障害者に なってしまう可能性に対する覚悟ができていなかったように感じます。 昼休みの遊びも、体育の授業も、普通にやって、足を捻ったり、打撲で青あざ ができたりして、その都度、製剤を打ってきました。学校および自宅での注射 も数え切れません。先生方と母には感謝しております。 しかし30歳の現在、1〜2kmほど散歩しただけで足首に痛みを感じるような状態 になっており、そのせいもあって車には乗れません。(精神障害と自宅の立地 条件もあって)通勤可能範囲には自分向きの仕事が無く、半ばひきこもってお ります。 ---- で、本題に入りますが、個人的には、痛みや腫れを自覚した直後のポンタール とトランサミンの服薬が、血友病特有の問題に特に有効なのではないかと考え ています。 多くの内出血は、痛みを伴います。そして、たとえば、左足首の痛みをかばっ て歩き続けると、多くの場合、右足首も痛くなるように思います。この悪循環 を止めるのが、抗炎症剤であり痛み止めでもあるポンタールです。 また、捻ったり打撲したりした際の、小さな内出血が大きな青あざになるまで には、一定の時間がかかります。これを比較的小さな内出血にとどめ、大きな 青あざにならないようにするのが、血液凝固作用のあるトランサミンです。 外出先などで、あ、痛い、ぶつけちゃった! という時に、手持ちのバッグに 入れたポンタールとトランサミンをすぐに服薬し、必要に応じて帰宅後に数回 製剤を打つことで、私の場合、かなり問題が軽減されているように感じます。 担当医が言うには根本的な対処法にはならない、とのことですが、容易に持ち 運びできるという点で、応急処置としてのポンタールとトランサミンの服薬は 一考に値する選択肢であるように思います。 以上、愚昧な意見ではありますが、参考になれば幸いです。 |