-IPS細胞量産へ-はは(2011/6/9 06:10)No.3434 ┗Re:IPS細胞量産へ-こもり(2011/7/2 00:29)No.3439 ┣Re:IPS細胞量産へ-西村聡文(2011/7/2 09:44)No.3440 ┣Re:IPS細胞量産へ-阿部(Webmaster)(2011/7/2 11:16)No.3441 ┗Re:IPS細胞量産へ-こもり(2011/7/6 12:56)No.3442
3434 | IPS細胞量産へ | はは | |
今朝のニュースより^^ 京大の山中教授のチームが、 ガン化しやすいIPS細胞の増殖を抑えて IPS細胞の作成効率を大幅に上げる遺伝子を発見したそうです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110609-00000005-mai-soci 血友病治療、前進できると良いですね! |
3439 | Re:IPS細胞量産へ | こもり | |
記事番号3434へのコメント こんにちは、A重症3歳児、A軽症0歳児の母です。 いつも山中教授のニュース、期待しています。私と息子たちが、この時代に生 まれてきた意味を、考えさせられます。 遺伝子治療、血友病の過去を振り返ると、目覚ましい発展ですね。成功の背 景には、小児の治験で悪性腫瘍の発生などの事例もあります。今、定期補充を して、平和な日常を送られるのも「ラッキー」なのだと、主治医に言われてい ます。凝固因子製剤の安全性、補充の必要量、不慮の事故・・・綱渡りのよう 現状ですが、これが私たちの生きる道なのだと痛感しています。 遺伝子治療の他に、半減期の延長が期待される治験について情報はないでし ょうか?なかなか新しい情報が乏しく地団太を踏んでいます。 |
3440 | Re:IPS細胞量産へ | 西村聡文 | |
記事番号3439へのコメント こんにちは、元製薬メーカーmanの西村聡文です。 >半減期の延長が期待される治験について情報はないでしょうか? 元の会社が取り組んでいたわけではないんですがね、うわさは聞いています。 もう何十年も前から研究され、技術的には確立されているようです。 実際その技術を使ったインターフェロンは既に実用化されてますからね。 その点、技術的な壁がまだ多い、遺伝子治療や皮下注化よりは、 期待できるでしょう。 後は制度的な壁ですね。 |
3441 | Re:IPS細胞量産へ | 阿部(Webmaster) | |
記事番号3439へのコメント 阿部です。 > 遺伝子治療の他に、半減期の延長が期待される治験 最近、血液製剤の特許が切れ始めており、既存の製薬メーカだけでなく色々なメー カーがジェネリック製剤の様な形で参入しようと虎視眈々と狙っています。 そんな中、半減期延長でいえば、今まで聞いたことのないようなメーカー「Biogen」 が成果を上げつつあるようです。 まずは第9因子の製剤 B-Long ですが、これは10日に一度でも効果が持続するよう で、日本でも既に臨床試験が始まっており、先生によると、本当に10日に一度くらい の効果があると仰っていました。 次に第8因子ですが、こちらはそれほど長期間の持続は難しいようで、A-Long という 製剤では5日に一度程度、推奨は1週間に2回とのことです。(先生は、臨床試験に参 加される方募集中とも言っていましたが) Novo社も同じような長期タイプの第8/第9(週一回タイプ)を開発中。Baxterは経口タ イプの研究中。Bayerも週一回タイプの第8因子の開発中です。 長期タイプではBayerが先行して週2回の第8はほとんど製品化寸前まで行っていたら しいのですが、週1回の長期タイプにこだわっているようです。 今のところ、(聞いたことのないメーカですが) Biogen が一歩先んじているのかもし れません。 -------- 阿部(Webmaster) |
3442 | Re:IPS細胞量産へ | こもり | |
記事番号3439へのコメント 貴重な情報を有難うございました。希望の光がみえてきました。 個人で検索してもなかなか知り得ないことが多く、歯痒くかんじていました。こ れからも、このサイトで勉強させてください。有難うございました。 |