-輸入血液製剤-なんで?(10/30-21:09)No.1388 ┣Re:輸入血液製剤からのCJD?-大口洋一(11/2-11:14)No.1389 ┃┗Re:輸入血液製剤からのCJD?-あぼっと(11/12-12:36)No.1398 ┃ ┗Re:輸入血液製剤からのCJD?-supremered(11/12-16:30)No.1399 ┗Re:輸入血液製剤-g(11/9-14:27)No.1397 ┗Re:輸入血液製剤-大口洋一(11/12-21:13)No.1400
1388 | 輸入血液製剤 | なんで? | 2002/10/30 21:09 |
恐怖を煽り立てる気持ちはありませんが・・・ 10月30日の読売新聞でBSEの発生国であるドイツとオーストリアの二国から採血 された血液からの製剤が輸入されたことが厚生労働省の発表で29日にわかったそ うです。危険があるかどうかはわからないですがなんでそんなことが・・・ そしてわかった・・・じゃなくてダメなものだったら防止することができなかった のかと行き場のない怒りと悲しみまじりの感情でいっぱいです。 (すいません。愚痴っぽくなりました・・・) |
1389 | Re:輸入血液製剤からのCJD? | 大口洋一 E-mail URL | 2002/11/2 11:14 |
記事番号1388へのコメント なんで?さんは No.1388「輸入血液製剤」で書きました。 >恐怖を煽り立てる気持ちはありませんが・・・ こんにちは、お気持ち分かります。 >10月30日の読売新聞でBSEの発生国であるドイツとオーストリアの二国から採血 >された血液からの製剤が輸入されたことが厚生労働省の発表で29日にわかったそ ここ↓に関連記事があります。アメリカ疾病管理センタのエバットの報告について http://homepage2.nifty.com/mers/documents/wfh/country_report1018.htm プリオンが血液感染するのはあるようですが、現行の血液凝固因子の製法では、 危険は非常に少なくなるとのことみたいですね。 ともあれ、他の国から血液(もしくはそれを使った製品)を輸入するのは、最低限 にして欲しいですね。 |
1398 | Re:輸入血液製剤からのCJD? | あぼっと | 2002/11/12 12:36 |
記事番号1389へのコメント その輸入血液製剤の名前はなんですか? 自分はクロスエイト使ってますが心配です。 クロスエイトは国内献血100%とは言われてますが・・・・ |
1399 | Re:輸入血液製剤からのCJD? | supremered | 2002/11/12 16:30 |
記事番号1398へのコメント こんにちは。40歳代の本人です。 >その輸入血液製剤の名前はなんですか? 御存じかもしれませんが、「血液製剤」の概念は、とても広いのです。 血液及び血液成分を原料とした薬剤の総称が「血液製剤」です。血友病 のための凝固因子製剤は、そのごく一部に過ぎません。 http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/shippei/kenketu3/hanrei/itiran.htm (東京都健康局疾病対策課のページ) http://www.tam.ne.jp/rui/donation/product.html (個人のページだが、細かくて判りやすい) 今回、話題となったドイツとオーストリアから輸入された「血液製剤」 が具体的に何だったのかは私にも判りません。インターネットで調べる と、たとえば、手術時に用いられるフィブリン接着剤などが該当するよ うです。しかし、いずれにしても、血友病のための凝固因子製剤とは直 接には無関係と思われます。現在、日本で使われている血友病のための (血液由来の)凝固因子製剤は、国産品及び米国からの輸入品だけだか らです。 >自分はクロスエイト使ってますが心配です。 >クロスエイトは国内献血100%とは言われてますが・・・・ そうですね。ですから、今回のニュースは、急に不安を募らせる(べ き)内容のものではないと思います。 ただ、“BSEが発生した国だから”という理由でドイツ、オースト リア(血液)の安全性に疑問を呈するのであれば、既に日本でもBSE は発生していますから、国産でも「100%安全」とは言えなくなる理 屈です(BSE発生数は、2001年までにドイツは125頭、オース トリアは1頭、日本は現在までに5頭)。 なお、米国ではまだBSEは見つかっていませんが、シカ肉を食べて CJDに感染した恐れのある人の例が報告されていますから、ここでも 同様の危険性は想定されなくもありません。 というわけで、残念ながら、ヒト由来の血液に依存する限り、「100 %の安全性」を求めることは極めて困難と思われます。現時点でも、西 ナイルウィルスの問題もあります(今般、厚生労働省は、海外から帰国 した人の三週間以内の献血を禁止、「日赤」に指示しました。“感染か ら発症までの潜伏期が長くても三週間程度である”というデータに基づ いた決定とのことです。根拠薄弱にも見えますが、海外帰国者の献血禁 止は、諸外国と比較しても厳しい処置なのだそうです。ただし、「禁止」 といっても、事実上は献血時の「問診」ということですね)。 また、国産ならば将来にわたって完璧かというと、今後――まさに英 国でBSEが発生したように――日本固有の疾病(感染症)が出現しな いとは限らないわけです。 現在、把握済みのリスクに関しては、原料血液のチェック、製造過程 におけるウィルス除去処理など、相当綿密な対策が打たれているものと 考えられます。しかし、未知の危険性をも含めれば、正確に実態を掴む ことが出来ないのですから、「100%の安全性」を求めることも不可 能ということになってしまいます。リスクを恐れ過ぎて治療を避け、結 果、身体を壊してしまったら無意味ですし、何も考えずに他人任せにし ていたら、患者として怠慢ということにもなるのでしょう。 その辺は、個々人の判断と決断ということにしかならないのかもしれ ません。 |
1397 | Re:輸入血液製剤 | g | 2002/11/9 14:27 |
記事番号1388へのコメント クロスエイトMですか? 輸入??心配です。 クロスエイトMは国内献血ではないのでしょうか? いまではウエストナイルウィルスもでてきてますからね。 |
1400 | Re:輸入血液製剤 | 大口洋一 E-mail URL | 2002/11/12 21:13 |
記事番号1397へのコメント gさんは No.1397「Re:輸入血液製剤」で書きました。 >クロスエイトMですか? クロスエイトMは、私も使っています。 日本赤十字の国内献血製品です。 |