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元記事
97 Re:血友病の歴史認識 HIV感染血友病患者の一人
>日本で血友病患者が発見され100年が経とうとしています。第二次世界大
>戦後の混乱期までの日本の劣悪な環境を考えた場合、日本人の死因のトップ
>は感染症でした。結核、肺炎、赤痢、破傷風、寄生虫等、血友病患者を死に
>至らしめる要因を数え上げたら、きりがありません。健康な人間さえ年齢に
>関係なく病気で死んでいった時代です。乳幼児の死亡率も高く、治療法のな
>い血友病患者が真っ先に犠牲になっていたことも、容易に想像できます。
>医学界では、このころの状況を、血友病は長くは生きられないと考えていた
>はずです。
>基本的に、血友病は近代日本の社会環境に於いて、簡単に死ぬような病気で
>はありません。
先天性の遺伝性疾患である血友病と伝染病とを並べて同列に議論することの
意味がなぜあるのでしょうか?理解不能な論理です。
近代とはいつのことですか?現在我々血友病患者のおかれている環境という
のは凝固因子製剤があるということが前提でしょう。血友病患者はHIV感染や
ウイルス性肝炎で不幸にして命を失う人がいまだにいるのは事実ですが、出
血死する患者は激減しました。これは凝固因子製剤の使用によるものであ
り、いまだに輸血しか治療法がなければ救命できる患者も死にいたっている
でしょう。
血友病患者も血友病でない人と同じように普通に病気になります。ほかの健
康な人と違い、出血により機能障害を起こしたり命を失ったりする可能性が
高いことが問題なのです。そのため生まれつき不足している凝固因子を定期
的にまたは出血したときに補うのです。


Re:血友病の歴史認識 へのコメント

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