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Re:日本の血友病治療の歴史について2
神澤 典義
血友病の総論を語る時、「血友病の治療が可能な時代」と、「血友病患者が
社会進出の可能な時代」とを分けて考えなければ、当然ながら無理が生じま
す。いずれも、凝固因子の補充療法が必要になり、出血をいかに早く止血で
きるかに尽きます。血友病患者の出血は、時間帯を問わず発生します。前者
は、基本的に病院である施設が必要になり、後者は出血の場合どこでも対応
できなければ意味がありません。前者は、新鮮血輸血や新鮮凍結血漿の諭注
により、後者は、血液製剤によりそれぞれ可能になりました。
血友病治療の基本は、輸血の時代から欠乏する凝固因子の補充であり、現在
も変わりません。
日本の血友病治療の歴史について2 へのコメント
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