タイトル: 私は生きています
投稿者 : HIV感染血友病患者の一人
URL : 未登録
登録時間:2007年7月10日14時08分
本文:
「神澤典義」とかいう人の戯言を
一般の血友病患者で真に受ける方はいらっしゃらないと思いますが、
敢えて釣られて差しあげます。
>日本の、輸入濃縮製剤によるHIV感染被害者が、
>死んでも死にきれない理由を、お解りいただけたでしょうか。
>もし納得のいかない事が少しでもおありになれば、
>このサイトをお借りして、発言されますことをお薦め致します。
この「釣り」と言葉の「暴力」には我慢できません。
私はHIV感染者ですが「ちゃんと」生きていますし
普通に生活しています。子供もいます。
過去の問題をほじくりかえし
周囲を混乱させる行為と暴言は一人の血友病患者として許せません。
「神澤典義」は自分の現在と過去の境遇を「約30年前」の知識と当時マス
コミの作り上げた社会環境で論じて混乱させている(している?)だけで
す。
現代社会を理解できない「原始人」のようなものです。
「神澤典義」は浅薄な知識で考察しようとして、自分のなかでも混乱してい
るようです。
こんな混乱は血友病患者にとって無意味です。
きちんと血友病の知識を持っている患者や家族は
このような混乱をおこさないはずです。
血友病患者が理解しなければいけないのは
過去のHIVを中心とした諸問題の歴史を踏まえてきて、
現在では血液製剤を使用した血友病治療も血友病患者のおかれている社会環
境は当時とは違って良くなっていることです。
血友病患者や親だからというよりは、
一般的に誰にでも当てはまることですが、
「過去」を踏まえることも大切ですけど、
「現在」の自分のの置かれている状況を理解し行動するのが一番大切であ
り、
その中で自身や子供たちの「将来」を考えていきましょう。
無用に過去にこだわって後ろばかり見ていると、
「勉強会は製薬メーカーの宣伝行為」などという変な思想の持ち主になりま
す。
「勉強会」は現在の自分や子供のおかれた状況を知る良いチャンスです。
皆さん近くでそのような機会がある場合は、
せっかくですので参加して血友病患者や家族で交流をしたほうが良いと思い
ます。
「神澤典義」も勉強会に積極的に参加し、
きちんと血友病を勉強しなおす必要があると思います。
こんなサイト(失礼!)で持論を述べコメントを求めるのではなく、
疑問があれば勉強会で専門医に直接質問すればよいのです。
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