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-Re:はじめまして。-yuki(4/4-00:55)No.526
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526Re:はじめまして。yuki 2001/4/4 00:55
記事番号526へのコメント
yukiさんは No.526「Re:はじめまして。」で書きました。
>みきさんは No.522「はじめまして。」で書きました。
>はじめまして。私はオーストラリアの高校で勉強している日本人です。
>保健のクラスで血友病が青春期にどう影響してくるかを勉強しています。
>身体的、社会的、精神的。
>子供から大人に変わる時期にみなさんがどういう体験をなさったのか、
>もしよろしかったら教えてください。
>
はじめまして、みきさん。
私は、今日初めてこのＨＰに来た者ですが、
お役に立てるかどうかわかりませんが、
コメントさせていただきます。

私は、血友病Ａなのですが、自分の病気に関して
２０才ぐらいまで、まったくの無関心でした。
もちろん病気のことで悩んだりはしましたが、
物心ついたときから、病院通いをしていて、
自分の中では、あまり特別なこととは思っていなかったからです。

まず身体的には、小学校の時、足首を捻挫したのがきっかけで
中学・高校と、足首の怪我を（左を怪我したら、次は右と）繰り返し、
最低年一回は入院をしました。
高校生になってからは、足首に装具をつけなくては、日常生活に
支障が出てくるようになってきたりもしました。

社会的には…ん〜なんて言えばいいのでしょう？
学校では、普段まわりのみんなは、普通に接してくれるのですが、
強いて言えば、体育のときは、少しだけ違いました。
自分は、どこも怪我などしていなくても、先生が心配して、
参加させてくれなかったので、見学が多かったために、
体が弱い子というイメージが、ついてしまったことぐらいでしょうか。
自分では、どこも体が悪くないのに（体調的に）、
まわりはそうは思ってくれない。このことは、結構悩みました。
それと、中学では、直接病気のことが関係しているとは言えませんが、
ちょっとした、イジメみたいのも、ありました。

精神的には、詳しく話せばかなり長くなりますので省きますが、
子供のころは、怪我をして、我慢できないくらいの痛みがあるとき、
なぜ自分だけこんな痛い思いをしなくてはいけないのか？と、
よく考えてました。いわゆる、「わたしはなんて、不幸な子なのでしょう？」
って考えです。
しかし、中学高校と、成長していくにつれて、
自分よりも辛く、苦しんでいる人がいることがわかってくると、
そんなことも気にしなくなってきました。
今にしてみれば、怪我や出血がなければ、私の場合日常生活は問題ないので、
アレルギーや、喘息などの人のほうがよっぽど大変だと思います。

ずいぶん簡単に書きましたが、何か参考になりましたでしょうか？
ちなみに私が小学生のとき、「なせ自分だけ…？」と悩んでいるときに、
「自分だけじゃないんだ」と思わせてくれたのは、一冊の本でした。
私が学生のころは、こういった情報交換や、交流の場はほとんどなく、
誰かと、病気のことを話したくても、医師か、親しかいなくて、
同じ病気の人というのがいなく、常に少しだけ、孤独感がありました。
しかし今は、こういった、ＨＰなどがあり、同じ悩みを持つ人たちが、
話し合える場があるのは、本当にすばらしいことだと思うし、
自分が子供の頃こういったのがあれば…と、つくづく思います。
Ｗｅｂｍａｓｔｅｒの阿部さんに子育てと共に
このＨＰもがんばっていただきたいです。