-独り言-渡辺(10/25-20:44)No.440
440 | 独り言 | 渡辺 E-mail | 2000/10/25 20:44 |
最近、とんと投稿が少なくなり毎日チェックしている人は残念な日々(逆に 健康的で喜ぶべきなのか?)ですので、独り言でもボソボソっと。 先日の新聞記事に血液製剤に起因する感染被害に対する公的救済が掲載され ていました。まだ審議会での発言でしかなく最終報告書に記載されるのか、 また記載されても実施されるのか、どのような範囲かは全く未定ですが、若 干の希望の様に思えます。 内容の概略としては、HIVを除く被害の話で、PL法(製造物責任法)や各種の 救済方法でも該当しない被害、この場合はC型肝炎に感染した場合を想定して いるみたいですが、この場合も公的救済制度を整える必要があるとの内容で す。 C型肝炎ウイルスに関してはHIVと違い、血液中のHCV検査方法も排除技術も確 率していない間に血液製剤や輸血を介して感染が広がってしまいました。 血友病患者の95%前後の方がHCV陽性との報告もあります。 HCVの研究が進み100%完治できる治療法が確立すれば問題は少ないのでせう が、今のところはインターフェロンによる治療のみで成果もまちまちだし。 しかい前述の様に、どのような範囲で認定されるんだろう? 血液製剤で感染したということを証明するには、早い段階でHCVの型を証明し た方がいいのかな? HCVはウイルスの種類によってTypeが決まっておりアメリカに多い型や日本に 多い型に分類されているから、日本では少ない型なら血液製剤からの感染を 証明できるのかな?? (HCVの)複合感染でも証明できるのかな? まあ色々な問題がありますが、そういう中で、救済制度が議論されている事 は良い事のように思えるのですが(焼け石に水なのかな??) また、それに附随して厚生省のHP内に過去の色々な審議会の議事録が公開さ れています。非常に膨大な量ですので細かくチェックはできませんが、興味 のある方は覗いてみませんか? http://www.mhw.go.jp/shingi/index.html http://www.mhw.go.jp/shingi/yakumu.html 沢山の人が閲覧すれば審議委員の方の励み(プレッシャーかな?)にもなる と思います。 |