-薬を変える?-M@ki(2012/1/21 00:46)No.2125 ┗Re:薬を変える? 追記-M@ki(2012/1/21 01:14)No.2126 ┗当面は製剤変更回避が無難-西村聡文(2012/1/22 10:25)No.2127 ┣Re:当面は製剤変更回避が無難-M@ki(2012/1/24 01:26)No.2128 ┃┗Re:当面は製剤変更回避が無難-西村聡文(2012/1/24 10:42)No.2129 ┃ ┗Re:当面は製剤変更回避が無難-アルファ(2012/2/2 19:43)No.2136 ┗Re:当面は製剤変更回避が無難-アルファ(2012/2/11 04:20)No.2138
2125 | 薬を変える? | M@ki | |
血友病Bの息子(4歳7カ月)を持つ母です。 現在、自宅と病院で1回ずつ週2回、定期補充をしています。 今はノバクトを注射しているのですが、先月あたりから先生に「薬をかえて もいいか?」と言われています。 薬の溶き方? が変わるだけだから〜、と仰っていたので、「別にかまいませ ん」と答えたのですが、薬を変えるメリットがよく分かりません。 安全性に違いがあるのでしょうか? それとも病院的に何かメリットがある とか? 知識不足で恥ずかしいのですが、教えていただければと思います。 よろしくお願いいたします。 |
2126 | Re:薬を変える? 追記 | M@ki | |
記事番号2125へのコメント 追記します。 投稿後、自分なりに調べてみました。 先生はベネフィクスに変えると言っていたような気がします。 ベネフィクスは遺伝子組換えでつくられているから、ノバクトに比べて感染症 などのリスクが低いということでしょうか? 本当に無知で恥ずかしい限りです…。 |
2127 | 当面は製剤変更回避が無難 | 西村聡文 | |
記事番号2126へのコメント 昨日、大阪でクロスエイトM研究会というのが開催され、 患者枠で出席し、ちょうどこの類の講演がありましたので、 質問したところ、微妙な言い回しですが、 現行治療している銘柄を変更するのは避けたほうが良いと 言うのが、演者の意見でした。 どういう理論かと言うと、「血友病A」と言っても、 遺伝子のタイプの違いが報告され遺伝子由来製剤は、 特定の遺伝子のタイプをコピーして作っているので、 違うタイプの遺伝子を持っている人が異物と認識する。 だから、製剤の種類別に、人種の違いにより、 インヒビターの発生頻度が違う。 血友病Bも、血漿由来と遺伝子由来で、投与後の力価が、 違うという事は、同様の現象が起きている可能性が有る。 というのが、私の聞いた、私の解釈です。 もともと、こういう疑念は、昔からあったのですが、 数年前までは、銘柄間のインヒビター発生頻度の差異はない、 というのが、厚生省の公式見解でした。 当時開かれた、友の会の講演会で、こういう話があるから、 インヒビターの発生頻度を銘柄別に、公的に調査する、 公的なシステムの構築を訴えた私の質問に対する返答だったと、 記憶しています。 その後の疫学データ、例えば、この掲示板への投稿、 ??.2086 「年齢ごとのインヒビター保有患者」2011/5/21 のように、昔と違ったインヒビターの発生頻度が、 報告されています。 理論と疫学データが一致しだしたのです。 もっとも、続く演者は、その疫学データの信頼性そのものを、 否定する内容で、何を信じてよいのやらという話ですが、、、。 この理論から言えば、現在の治療銘柄を変更する必要は無いが、 新規の場合は血漿由来が無難である、との結論になります。 |
2128 | Re:当面は製剤変更回避が無難 | M@ki | |
記事番号2127へのコメント コメントいただき、ありがとうございます。 製剤を変えることで、インヒビターが発生する可能性があるということですよ ね?(違ったらすみません) 今日、夫が病院に連れて行った時に先生からお話が少しあったようで、やはり 遺伝子組換え云々ということが製剤を変える理由にあるようでした。 次回病院へ行った際に、また詳しく聞いてみたいと思います。 |
2129 | Re:当面は製剤変更回避が無難 | 西村聡文 | |
記事番号2128へのコメント 演者の言い方は、まさにあなたが最初に投稿された、 「薬を変えるメリットがよく分かりません」 といったものでした。 インヒビターというのは症例が少ないので、理論と実際が一致するか、 検証が難しいのです。 なにしろ、土曜日の研究会で発表のあった、国際的なインヒビターの、 治療研究の解析数が百数例、日本はその内十数例、一方製剤の種類は、 日本国内だけで、血友病A+VWDで5種類、Bで4種類あります。 「インヒビターが発生する可能性」これは加熱処理した時にも、 言われていました。 その時は、まさに感染症のリスクが差し迫っていたため、 見切り発車で、結果オーライだったのです。 とにかく、遺伝子由来製剤は、銘柄毎に遺伝子タイプが違う。 血漿由来製剤は既知の感染症に対する対策の有効性はほぼ証明され、 それ故既知の感染症に対する安全性は遺伝子由来と同等といえる。 が、未知のものについては、当然のことだが、未知だから判らない。 いらいらする禅問答のようになっていますが、そのうち、 遺伝子解析が普及し患者全員調べて、それにより、治療薬や、 治療方針を変える時代が近づいているように感じます、私見ですが。 それまで待ったほうが良いのではというのが、私の考えです。 |
2136 | Re:当面は製剤変更回避が無難 | アルファ | |
記事番号2129へのコメント ベネフィックスは他の?\因子製剤とは安全性が全く違います。 人由来のタンパクを使っていませんので未知のウイルスなどの 心配は全くありません。 まあ?[因子でいえばアドベイトですね。 |
2138 | Re:当面は製剤変更回避が無難 | アルファ | |
記事番号2127へのコメント そりゃ日赤のクロスエイトは安全な遺伝子組み換えに おされいまや風前の灯状態なんですから遺伝子組み換えのことを 悪く言うことは当然ですね。日赤の体質上。 |