-13因子欠乏症の子供は-たっちゃん(2008/5/4 10:13)No.1850 ┗Re:13因子欠乏症の子供は-うししし(2008/6/15 00:09)No.1853
1850 | 13因子欠乏症の子供は | たっちゃん | 2008/5/4 10:13 |
初カキコです おれは先天性の13因子欠乏で定期的に注射を受けています そろそろ結婚とか考えているんですが、従妹との結婚はやはり子供にも 遺伝するものなのでしょうか? |
1853 | Re:13因子欠乏症の子供は | うししし | 2008/6/15 00:09 |
記事番号1850へのコメント こんにちは 大雑把な確率の計算だけしてみます。少しややこしいですが頑張ってください 13因子は常染色体劣性遺伝なので2つある遺伝子の両方が発病遺伝子だと この病気が発病します あなたは2つある遺伝子のうち1つをお父さんから、もう一つをお母さんから もらっています。あなたはどっちも発病遺伝子です あなたの子供も父親であるあなたから1つあなたの結婚相手からひとつ13因子の 遺伝子を受け継ぎます。あなたから行く遺伝子は必ず発病遺伝子です 2個の遺伝子のうち 発病遺伝子0個の場合、その人は正常な13因子活性(ほぼ100%)を持ちます 発病遺伝子1個の場合、その人はヘテロの13因子欠乏症の保因者といって13因子 を測ると50%くらいのことが多いです。あなたのご両親は両方ともこのヘテロ のはずです。13因子はこれくらいあればまず普通に止血するのであなたのご両親 と同じように普通の日常生活を送れます。ただし大怪我、大手術をした場合、 健常人と差が出る、つまり多少血が止まりにくい可能性はあります) 発病遺伝子2個の場合、あなたと同じ13因子欠損症です。 父方のいとこでも母方のいとこでも両方に発病遺伝子があるのでおなじで どちらのいとこでも、あなたの親がヘテロの遺伝子異常だった場合 その兄弟姉妹つまりあなたの叔父伯母が発病遺伝子を持つ確率は 0個が50% 1個50%でその子供つまりいとこ(結婚相手)の場合は 0個が75% 1個25%です つまり1/4の確率で補陰諸です あなたの結婚相手が健常人つまり0個の場合、生まれてくる子供は、必ずあなたから 1つの発病遺伝子、相手から1つの正常遺伝子をもらうので、発病遺伝子は1に なり、100%がヘテロの13因子欠乏症の保因者になります あなたの結婚相手がヘテロの保因者つまり1個の場合、生まれてくる子供は、50% が発病遺伝子1個になり、もう50%は2個になるので保因者と、欠乏症の可能性は 半々になります。 相手の13因子を測ることで健常人か保因者かは通常見当がつきます。 一応前提として13因子欠損症のの発病遺伝子はまれだということがあります つまり近親婚などが多い場合この前提が崩れますのでもっと頻度は増えます |